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状況をよくつかめず
1人混乱する私。
ようやく落ち着き
私に笑いかける紫苑
『美樹、今のでいいんだよ。
美樹は凄く可愛い。
自分をそんなに否定
しないでいいの。
今みたいに自分の
思ったこと素直に
言えばいいんだよ。』
『紫苑…』
紫苑が言ってくれた言葉が
素直に嬉しかった。
『よーし!!
ちょっと顔かしな!!』
『え、え?!』
グイッと顔を手で抑えられ
ほぼ強制的にメイクをされた。
紫苑に言われるがまま
目をつぶったり開けたり
下を向いたり上を向いたり
ほんとにされるがまま…
『よし!!出来た!!』
紫苑いい匂いがするな~
なんて思ってるうちに
メイクが終わったみたいだ。
『美樹。こっち向いて』
慣れないメイクに
ドキドキしながらも
そっと目を開ける。
『うん。美樹ちゃん
凄く可愛いよ。』
『美樹ー!!かなりいい!!
女の私でも惚れるわ!!』
え、え、どうしよう。
聞き慣れない言葉に
また1人パニックに
陥っていると紫苑から
見てみて。と鏡を渡される。
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