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『…ぶはっ』 必死に訴える私の顔を見て 吹き出した彼。 し、失礼な… 私が怒りに震えていると 『ま、深く考えない考えない』 と一言私に言って またスタスタと歩きだした。 『ちょ、ちょっと…!』 なんなのよこの人! 訳がわからない! そう思いながら 小走りでついて行った。 それからもあの店この店と 振り回され相変わらず 私が敬語で話すと 無視をされた。 振り回され続けた私は すっかりくたくたに なっていた。
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