4人が本棚に入れています
本棚に追加
『…ぶはっ』
必死に訴える私の顔を見て
吹き出した彼。
し、失礼な…
私が怒りに震えていると
『ま、深く考えない考えない』
と一言私に言って
またスタスタと歩きだした。
『ちょ、ちょっと…!』
なんなのよこの人!
訳がわからない!
そう思いながら
小走りでついて行った。
それからもあの店この店と
振り回され相変わらず
私が敬語で話すと
無視をされた。
振り回され続けた私は
すっかりくたくたに
なっていた。
最初のコメントを投稿しよう!