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―カランカラン―
店につき中に入る。
壁はグレーのタイルで
敷き詰められていて
目の前には茶色のカウンター
奥にはボックス席もあり
どことなく落ち着き
安らげる雰囲気の店だ。
『あ。久しぶり。
紫苑、美樹ちゃん』
そう言って柔らかく笑う
Reinのマスター仁さん。
黒髪の短髪を
ワックスでほどよく
崩し、白のシャツに
黒のサロンを巻いて
俗に言うイケメン。
この店が人気なのは
仁さん目当てのお客さん
ばっかりだからだろなー
といつも思う。
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