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「? どうしたの信?」
「…………………あ、いや、綺麗になったなぁって。」
「え…………………ふふふ!もうっ信ったら!」
「いや、本当にきぐっへぇ!まてそこは背なぐっはぁ!」
瑠奈は顔を赤くしながら、信志の背中をバシバシ叩く
「………………お嬢様、信志君、そろそろ屋敷につきますよ?」
そんな二人をバックミラーで見ながら暁は二人に告げる
「え?もうですか?」
「はい、近道をしましたので。」
「ねぇ暁、いつも思うんだけどその近道ってどこなの?私も知らないんだけど。」
「お?瑠奈も知らないのか?」
「うん、いつも私外なんか見ないから………。」
「………………いまどこ走ってるんです?」
チラリと外を見てみる
既に屋敷の門の前に到着していた
「………………暁さん、こんど近道教えてください。」
「これは執事長代々に伝わる秘密通路なので駄目です………………それより信志君、わかってますね?」
にこやかに断ったあと、暁は笑顔から真剣な表情に変え、信志に言う
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