ある日の事でした。

認識

「大体テメー教科書一つも入ってねーじゃねーか。勉強する気あんのか？！学校に遊びに行ってんのか？ああ？！」
苛々しながら言うジョーカーに目を輝かせ
「コナ〇くんやっぱりエスパー？先生と同じ事言ってる～♪」
イラッとして薫に思い切りジャンプキックをお見舞いする。
…女の子に乱暴しちゃいけませんよ(オロオロ)。
薫は1mばかり吹っ飛んだ。
「だからコナ〇じゃねーっつてんだろ！！コラ！！」
と薫に向けて怒鳴る、体を起こしながら困った顔でジョーカーに言う…え？！薫ちゃん大丈夫なの？
「だって、僕って言うと怒るし…名前知らないもん」
微妙に拗ねた顔が不細工だ。
ジョーカーは唖然として
「え？俺、言って無かったけ？ジョーカーって」
どうやらジョーカーは驚いているようだ。
薫も驚いた顔で
「え？今まで気付かなかったの？」
その後沈黙が流れた事は言うまでもない。