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その後、先生が部屋に来て私達にもう寝るように言うと、私達は自分の布団へと入り寝ることにする。
しかし数分後――――……
ん~……ダメだ、恵実の話が気になって、なかなか寝付けないよ。あんな恐い話なんかするから……少し外でも眺めてようかな。
私が布団から出て外を眺めていると、恵実が起き上がり話しかけてくる。
「優衣、どうしたの?」
「あっ、ごめん起こしちゃった?」
「大丈夫」
私は恵実に謝ると、恵実は大丈夫だと言いながら起き上がり私の隣へとやって来て、私に話しかけてくる。
「それより優衣、どうしたの?」
「ちょっと眠れなくて……大丈夫、少ししたら寝るよ」
私がそう言うと恵実は、すっかり熟睡している咲と美紀を見ながら話しかけてくる。
「二人とも、よく寝るね」
「あはは、そりゃあそうだよ。今日はずっと騒いでいたんだもん。あれだけ騒げば疲れるよ」
私も二人の方を向き笑いながら恵実に言うと恵実は、私の方を向きながら話しかけてくる。
「じゃあ私も寝るね、優衣も明日は早いから早く寝た方がいいよ」
「うん、わかった」
私がそう言うと恵実は自分の布団まで行き布団の中へ入り寝転がるが、何か思い出したかのように私の方を向き話しかけてくる。
「最終日、楽しみにしててね」
「えっ? どういう意味?」
私は恵実に聞いたが何もは応えず、そのまま寝てしまう。
最終日って、修学旅行3日目に何かあるのかな……? でも半日、街を回るだけで後は帰るだけだよね?
私は考えるが、やはり意味がよく分からなかったので、私も寝ることにして布団へと入る。
最終日、何があるんだろ? ちょっと楽しみかも……
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