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次の日の朝――――……
「優衣! 朝やで、はよう起きぃ!」
「ん~……まだ眠いぃ」
美紀が私を起こしに来るが私は昨日、寝るのが遅かったせいか正直まだ眠かったので、もう少し寝かせてほしいと思ったが、しかし――――……
「はよう起きんと、危ないで?」
「ふぇ?」
美紀に意味不明なことを言われ目を開けてみると――――……
「!!?? きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
何と目の前に咲がいて、しかも私にキスしようとしていたのだ!
「さっ、咲!? 何してんのよ!」
「ありゃまバレた、もー美紀! 何で教えんのよ!」
危なかった……本当に咲は、油断も隙もあったもんじゃない……
とりあえず、すっかり目が覚めたしベッドから降りて制服に着替えよ。
「いや~、やっぱし優衣はいい身体つきしてますなぁ」
「もっ、もう咲! 何いってんのよ!」
私は時々、咲のことをエロオヤジかと思う。何故なら今みたいにヨダレたらしながら人の身体ジロジロ見てるいるから……
着替え終わった私は、着替え終わるのを待っていた3人とともにロビーに向かう。
ロビーに着き先生から本日の予定を説明を受け食堂で朝食を済ませると、私達4人は一先ずロビーへと集まり、美紀が私達3人に話しかけてくる。
「なぁ、どないする? 自由時間は夕方まであるで? まさか自由時間、全部使って警察署を探検するわけにはいかんやろ?」
美紀の言う通り、せっかくの自由時間を全部警察署の探検に使うのは勿体無いしなぁ。
私達4人はどうするか悩んでいると、咲が何か思い付いたようで私達に話しかけてくる。
「じゃあさ、ラスト1時間か2時間を警察署の探検に使って、後は皆で街を回るってのはどう!?」
「おっ、咲それええな! ウチは賛成やで!」
「私も。せっかくの修学旅行だし」
美紀と恵実は咲の出した提案に賛成するが私が、まだ悩んでいると咲が話しかけてくる。
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