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ーー…イケメン同盟
今回も皆不発だった。
決して親友の幸せを願わない訳ではない。
寧ろ嬉しい報告の一つも聴きたい想いはあるけど…
でも、
ホッとしている自分がいる…
自分でも本当に嫌な奴だと思う。
大学時代からずっと抱いていた…
私の心底にある醜い感情
他の3人は、それぞれ素敵にキラキラ眩しいくらい輝いていた。
…………だけど
私だけ輝いていない………
私だけ何も持っていない
光り輝く仲間達と過ごせる充実感の中で、芽生えていった劣等感が
今もまだ………
………しこりとなっている
不格好で醜い
コンプレックス。
RUIの歌は、このコンプレックスと重なっていた
唯一、
耳を塞いでしまう程、責められている気分になってしまう詩だった。
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