【魔法の言葉】

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冷たく、真っ白な雪が 私をどんどん切なくしていく 綺麗なネオン 賑やかで 騒がしい街中で 私は1人 携帯を開いては閉じ 開いては閉じの繰り返しで 時間がどんどん刻まれて行く 寂しくて泣きそうだった だけどズルいよ どれだけ冷たい風を浴びながら 長い時間待ってたって 貴方の「ごめんね」と 「待っててくれてありがとう」の言葉で 冷えた体が一瞬で 暖かくなった 怒ってたはずなのに 許してしまう 「愛してるよ」 ほら、またそんな嬉しい事を言う やっぱりズルいよ 暗闇で、ネオンに照らされてる 貴方の横顔が、優しくて 凄く"愛しい" そんなに優しくしてくれるなら いつまでも待ってるよ だから、早く来て「ごめんね」 って言ってよ どうせまた…その優しい声に 私は癒されて 許しちゃうんだから
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