100回分の苦しさ

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痛いって 苦しいって そうやって泣いてきた だけど大人は 君だけじゃない 不幸を言い訳になんてしちゃいけないよ そう言って また僕を苦しめる 今がある これからがある そんなのわかってるんだ 簡単な事だろう だけどそれを 受け入れているとしても 自分の心は偽ることが出来ないんだ 笑顔が作れたところでなんになる 僕は君じゃない 君もぼくじゃない そう、言ったなら… 僕の心はわからないのに 経験の数だとか言って 僕の気持ちをわかろうともしないくせに 分かるわけがないと言いはって 君じゃないのだからと だから言っているじゃないか 辛かったんだ、と 誰にもわからない気持ちだから こうやって知ってもらおうと したじゃないか 君にとってはどうでもないことで 未来を見ろと 前に進めと言うことでも 僕にはその一度の経験が 100回分の苦しさや辛さを生んだんだ 回数じゃない 一度でどれだけの重さを経験したか 残酷な言い方をしてから ごめんねなんて それはなにに対しての ごめんねだったんですか?
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