女の子のおねがい

2/3
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
むかしむかし、とあるまずしい村に、とても体がよわい女の子がすんでいました。 その女の子は生まれたときからびょうきをよくしていて、お外でおともだちとあそぶこともできませんでした。 そんな女の子は、まい年、「くりすます」というとくべつな日に、いつも「さんたくろーす」におねがいごとを一つだけしていました。 『おともだちがほしいです』 女の子はまい年、そのことだけをおねがいしつづけました。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!