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そしてある年、ついに女の子のおねがいがかなったのです！
くりすますのあさ、女の子がいつものように目をさますと、まくらのよこに、小さなはこがおいてありました。
いつもはなにもおいていないはずなのに…もしかして…
女の子はわくわくしながらぱぱとままのところにいって、はこをあけてもらいました。
「わぁ…」
なんと、その中に入っていたのは、小さくてかわいらしい、女の子とおなじ、赤いかみのおにんぎょう。
しかもそのおにんぎょう、なんとじぶんで立ちあがってしゃべったではありませんか！
「これからよろしくね♪」
「うん！さんたくろーすさん、ありがとう！」
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