~曹叡、荊南にて旗揚げする~

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劉備軍来襲、その報は曹叡軍を震撼させた 252年1月21日の事である その陣容は 趙雲騎兵5000 黄忠戟兵5000 孫尚香弩兵6000 劉封槍兵5000 と最悪な編成で来たのだ しかもたちの悪い事に趙雲には公孫越、劉シン、黄忠には法正、孫尚香には張松、劉封には孫乾が副将にいたのだ つまり計略がほとんど通用しないのだ 曹叡 「ふぅん、桂陽にはほぼ同数の戦力があるな」 曹真 「どうします?」 曹叡 「まず曹奐、曹芳、施朔を輸送隊1で出撃させ進路妨害だ 賈クは孫礼を副将に槍兵5000を率い若干突出している趙雲隊を森で攻撃しろ 曹芳はその際、趙雲の前に立ち塞がり進路妨害し、曹奐、施朔は他の三隊を足止めしておけ 曹真はいつも通りに王双を副将に槍兵で趙雲を乱突きしまくれ カク昭は李厳を副将に待機しておけ、趙雲隊が壊滅したら、後退して城付近まで劉封隊を引っ張り出せ」 賈ク 「了解、戦果をご期待下さい」 曹真 「お任せあれ」 カク昭 「必ず劉封を仕留めます」 曹奐、曹芳、施朔 「…………」
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