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「泣き疲れたのか…」
里美の目は赤くなっており、涙でメイクが少し落ちていた
「ぼっちゃ…」
「夢の中でも俺はお守りされてんのか…。なんか…俺が結婚しても里美さん飯作りに来そうだな…」
喩弦は鼻で笑うと書き置きを残した
『里美さんへ
数日家を空けてごめん。予め連絡しておきたかったんだけど出来なくてさ。本当にごめん。それと本題に入るけど…俺2、3年親父の所で勉強してくる。だから里美さんはこれから自分の人生を歩んで
喩弦 』
「ざっとこんなもんか」
喩弦はキリッとしながら書き置きを残した
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