1章

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「ふぁ~」 「あくびはいけないわよ」 僕の名前は北神ケンタ。コンビニの店員だ。 「いらっしゃいませ」 「よォ!ケンタ!」 「タキ!それにヒナ、マツ、ユウキ!」 こいつらとはチビの時からの付き合いだった。 「久しぶり!てか変わんないね!」 「分かる~♥」 ヒナは僕の初恋相手だった。 「ヒナってば~」 「な、何よぅ💦」 ん?花束にお菓子? 「今日…だっけ」 「あぁ…ユウリの命日だよ…」 忘れもしない…夏の8月24日…ユウリが消えた日だった… 「じゃ…何時くらいに終わる?」 「3時までには終わらせるよ」 「じゃ…あの公園で…」
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