第1章

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学校・ 「綾芽また時計狂ってたの?」 彼女は親友の桜井京香、 私と彼とのことは学校では一応秘密 「そう、でも間に合ってよかったわ」 すると京香は望の方を見た隣に仲したしげそうな女の子、彼女は久瀬雪乃。望とはやや親密そうな 「見てみて!」 綾芽は望の方を見た 「永惟君と久瀬さん本当仲イイヨね?」 京香は 「付き合ってるのかな?美男美女」 確かにと私は思った、しかし内心あまりイイ気持ちではない (私、何を気にしているのかしら。望さんはただの使用人。はあ) 私の不機嫌さは顔に出ていた 「どうしたの?怖い顔して?」 「あっ別に」 正気に戻った 「そう?」 「そうよ」 気にしないようにした。 「綾芽さんここ教えてくれないかな?」 クラスメイト達が寄ってきた 「待って私達も教えて」 「ずるい俺達も」 「私も」 かなりの人数が集まった 「それじゃ班を作ってしましょうか」 「いいねそうしよう」 「どうしたの?望君」 望は綾芽の方を見ていた 「別になんでもないよ」 思わずはっとして顔をあげた 「そう?」 「・・」 望のことが気になって仕方がない
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