第一期

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しかし松下は何も言わず、横を通り過ぎてしまった。 やはりシャイな女の子だな。 そんなこんなで授業は終わってしまった。 結局松下からお礼は言われなかった。 仕方がない。連絡するか! 俺は携帯を取り出し松下に電話をかけた。 『もしもし。』 『何ですか?』 俺は何のために電話をかけたんだ? 『実は俺今図書館で勉強してるんだ。』 俺は天才か? とっさの判断でここまで言えるとは。 勉強のする男は真面目でカッコイイ。 自分で惚れそうだ。
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