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「君が今持っている携帯は、当社が開発したセカンドワールド用の携帯だ。持ち主が、モンスターを倒した時に得る、経験値やお金を確認することができる。まあ、詳しくは使っていくうちに、わかるようになる。ちなみにモンスターを倒したことによって得る金は、セカンドワールドで使える金だ。逆に、当社からプレイヤーに送るボーナスは、現実世界で使える金だ。」 面白い。俺は態度には出さないものの、自分がいまおかれいる、非現実的な状況を楽しんでいた。 「さて、では君が心配していた元の世界に戻る方法だが、次元の歪みから元の世界に戻ることができる。 我々は、その次元の歪みをパックルと名付け、パックルが発生する場所と時間を導きだし、そのパックル付近にいるプレイヤーに連絡をする。 君がセカンドワールドにこれたのも、パックルのおかげだ」
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