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あの宇宙のようなものが、パックル……。 「パックルの頻度は、セカンドワールドでは、七日に一回遭遇する確率、元の世界からセカンドワールドへ行くパックルは、当社の携帯で人工的に作ることができる、しかし……」 しかし? 「パックルは一つにつき、一人にしか使えない。よって、近くにいるプレイヤーたちが、そのパックルをめぐって戦うこともある。」 なるほど……。 胸の高鳴りを押さえきれず、俺は拳を強く握りしめた。
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