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｢～であるから、我が校は･･･｣
長い。長い。長い。長い。
いっそ倒れて保健室に運ばれてやろうか。
けど、初日から目立つのは面倒。
しかもイスに座った状態で倒れるってどうやんだ？
至難の技だ。
･･･聞くしかねぇのか。
眠さと格闘して、ほぼ互角のまま８ラウンドまで来てしまった。
｢次に部活動の紹介です。
まずは文化部。｣
部長が壇上に上がり、部活紹介をしていった。
ぱっとした部ねぇな。
文化部で入るなら、やっぱ軽音部だよな。
・・・・・モテそうだし。
｢次に運動部。｣
やっぱサッカー？
人気ありそうだし。でも練習キツそうだな。
ある男子生徒が壇上に登ると体育館中がザワつき始めた。
その男子生徒は確かにカッコ良かったが、なぜにここまで騒がれるのか透馬にはわからなかった。
｢陸上部、部長。
一条晴紀(ｲﾁｼﾞｮｳﾊﾙｷ)
陸上部は今、部員３人。
廃部の危機です。
新入部員大歓迎です!!｣
｢陸･･･上･･･。｣
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