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静「背に千本矢!腹に五百の矢あああああ!!」
髪が逆立たんばかりの『気』!!
友達の霊力を上乗せした今の静は、大人にも引けを取らないだろう。
「う、うわあああああああ!!」
御父様、いや、魔女が絶叫してハンマーを振り上げた。
8歳の静に恐怖を覚えて!!
静「破邪の光い!!」
向けた手のひらから無数の光の矢が放たれた!!
「ああああああああああああああああっっっっ!!」
沢山の光の矢を一身に浴び、貫かれた御父様…
グルンと白眼を向き、前のめりて床に倒れ込む。
リリム「御父様を…殺しちゃった…訳じゃないよね…」
リリス「案ずるな。如何に日本の最高神の矢とは云え、静はまだまだ未熟。人間の肉を貫く程の高みには居ない。最も、向こうの魔女はどうなったかは知らんが。」
静「ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!!」
大量の汗を掻き、体力をごっそり奪われて床に両手を付く静…
その姿を視た私は、居ても立ってもいられずに、自分の寝室へ向かって駆け出した。
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