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リリム「マズいぞ!奴は被害者の元へ飛んだ!!」
追って来た東雲を追跡していたリリム。
つか、ナイスジョブ!!
視れない程存在を消す事ができる東雲を監視できるチャンスを生かしていたとはっっっ!!
余りの嬉しさに抱きつく私。
静「リリム~!凄いよ!凄い凄いっ!よくやったっ!!」
リリム「シー…許されるのならば今すぐに霊視を解いてその可愛らしい唇を私の物にしたい…」
ウットリするリリムから慌てて離れる。
静「解いちゃダメ!!続けて続けて!!」
焦りの汗と別の意味の汗が同時に流れてしまった。
リリム「仕方無い…確かにこの期を逃したら、追う事は難しくなるからな…でもなぁ…勿体無い…いやしかし…」
ブツブツ言いながら考えているリリムだが、取り敢えず霊視は続行してくれた。
焦るわマジで!!
漸く一息付き、汗を拭う事に成功。
友里亜「つかヤバくない?此処に入って来れないから憂さ晴らしに他の所に行ったんでしょ!?」
友里亜が珍しく冴えた発言をした。
んが!
静「多分大丈夫。命奪いに行ったんだろうけど、脅かし程度で終わると思われ。」
余裕のVサインを向けてクシシと笑う私。
友里亜は不安な表情をしていたが、何故か確信があった。
東雲は
少なくとも私達が出向かない限りはこれ以上人は殺さない。と。
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