プロローグ

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 崎原望といえば、12年前に女の園である日本で唯一のメイド養成学校である『藤花学園高校』に間違って編入された男子生徒で、そのまま3年生を経て卒業までしてしまったのです。  それから10年。  望のクラスメートや同級生達は卒業後バラバラになり、それぞれの生活を営んでいます。  今回望はこの封筒にある思いを託しました。 (この同窓会でいっぱい集まってほしい。でないと復興大作戦が頓挫してしまう)  望は同窓会を主催し、集まってきたクラスメートや同級生達に廃れてきた風川町の復興のお手伝いをしてもらおうと考えたのです。
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