出会い

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自ら云わなくて済んだことで、いくらか気分は楽になった。 残された時間で引っ越し準備と、友達や会社の人との送別会に明け暮れた。 そして、出発の3日前… コンサルタント会社から送られてきた航空券の搭乗日を変更するために、駅まででかけた。 偶然…たいすけ…コックをしてる元彼にあった。 高校の同級生でもあり、別れてからも同級の友達と一緒にたまに遊んでいた。 「あれ?お前どこいくの?」「あぁ、たいすけこれから仕事?そうだ!あたしね、東京で働くことになったんだ」 「え?いつ?なんで?」 「なんでとか言われても😅出発は明明後日😌修ちゃんやたすくにも言っといて!たまに帰った時は遊ぼうね!」 「お前さ~なんでもっと早く言わないの?ばか」 「いーじゃん別に。早く行かないと遅れるよ」 すこし、たいすけが考え込んでた。 「おまえ、明日暇?明日なら休みだし、親父の車使えるからさ、ま😃最後にデートしてやるよ。昼に迎えにいくから」 憎らしい。 たいすけは絶対こういう言い方しかしない。 けど、 「はいはい😃みんな集めて送別会ね。わかった。」 気持ちは嬉しかった。
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