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電話をすると、
独特の訛りがあったが、とても優しい口調だった。
事情を説明して、次回の生産枠との交換をお願いすると、「厳しいけど…
新人さんじゃ可哀想だし断れないや…」と、調整のコツとどこの販売会社の人が親切だよとか、最悪は東京支店のこの人にお願いするといいよ!と、アドバイスまでしてくれた。
優しいんだな😌
心から思った。
それからも、幾度となくお互いに調整をして、助け合っていた。
月に一度の、東京支店での会議にも行くようになると、みんなで食事をしたり、飲みにいったりと、身近な人になっていった。
意識はしていなかった。
背が高く、細くて、見た目もスッキリしていた。
でも、彼氏も私にはいたし、何の意識ももつことなく、会社を退職するまで、いい意味で同士となっていた。
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