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途中、目が覚めて、私は一旦電車を降り、恭ちゃんを起こすために、ホームの公衆電話に向かう。
RRR…
恭ちゃんがでた。
私はなにもなかったように、「もう時間だよ」そう言った。
「ほんとにごめん…。今日ちゃんと帰ってくるよね?嫌いにならないでね。もう絶対しないから。」
また、泣いてる。
「もういいよ。なかったことにしよう。私も忘れる。気をつけていってね。」
「うん。ありがとう。お詫びに今日は、俺がごはんつくるから、ゆっくり帰ってきていいからね」
「きるよ。間に合わなくなるから」
…ほら、いつもの優しい声。大丈夫。
本当にそう思ったんだ。
私は…
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