橙×赤

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青「はいっ、完成!」 『‥何や、コレ‥』 まるとのオセロ対決に負けた俺。 「罰ゲームなっ!」なんてアホみたいな顔したまるに言われて、何すんねやろって思っとったら、何故か安田が登場。 訳が分からんくなった俺は、最早安田にされるがまま。 気付いたら、この状態。 青「やっぱり渋やんは着物似合うなぁ!」 『コレ、は‥』 俺の格好は、花魁が着るような艶やかな着物。 肩は大幅に露出し、足もかなり出ている。 ‥し、エクステなんか付けられてアップにされた髪。 『ほんま何やねんコレ‥』 青「よっし!まーるちゃーん!出来たよぉ~!」 『ちょ、何さらしとんじゃチンパ‥』 ―‥ガチャ、 「はいはー‥っ!ヤス!ありがとう!」 安田が勝手に呼び、部屋に入って来たまる。 俺の姿を一瞥するなり、安田に握手を求めた。 青「いーえ?どーいたしまして!じゃ、僕帰るなぁ♪」 「ほんまありがとう!」 青「ほなね~♪」 『あっ、オイ、安田!』 ―‥バタン 安田が部屋を出て行き、寝室では必然的にまると二人きり。 鼻を押さえたまるは、穴があくほど俺をガン見。 ‥めっちゃ恥ずいんやけど‥/// 『‥ま、まる‥?』 ぎゅううっ! 『―‥っ!?///』 気付けば、まるの腕の中にすっぽり収まった俺。 「すばるくん‥可愛すぎです!」 『‥え、変やない、の‥?』 「勿論!変なワケないやないですか!すばるくん‥めっちゃ美人です!」 『―‥っ、////』 まるの言葉に、顔が熱くなるのが分かる。 「―‥っ、」 『ふぇ‥?―‥んん!』 体が離れたと思ったら、俺の首筋に埋まったまるの顔。 チクッとした痛みが走り、まるの顔が離れた。 「―‥すばる、」 『え、?あ、うわ‥っ!』 「ごめんなさい。我慢の限界です‥」 『や、ちょ、やぁああ‥っ!///』    ((こんな俺はどうですか?)) はぁ‥、最っ悪。 (ふは、すばるの身体‥)          明日‥撮影あんのに‥。    (キスマークだらけでえっろいわぁ♪) END.
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