黒×紫

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『こら、すばる!ちゃんとパジャマ着ぃや!』 赤「いややー!」 『‥ったく、侯隆!すばる捕まえてや!』 「へいへい。‥どりゃ!」 赤「うわあ!おとん、はなせや!」 「いーや。さ、パジャマ着ぃ」 俺と雛の可愛い(?)息子が生まれて早5年。 やんちゃ盛りの息子の世話でくたくたで。 ‥‥最近、夜の営みがご無沙汰です。← 『侯、俺すばるんとこ寝かせてくるわ~』 「‥おん」 赤「おとん!おやすみ~」 すばるを連れ、子供部屋へと入って行った雛。 ‥あ~あ、欲求不満すぎて死にたいわ。← 最後にシたん、いつやっけ? ぼーっとしながら、そんな事を考える。 『―‥侯隆?』 「ぬあっ!?‥なんや、雛か‥」 『なんしたん?ぼーっとして』 「別に‥。すばる、寝たん?」 『おん。遊び疲れたんだか知らんけど布団にはいったら即寝やったわ』 「ふーん‥」 『、?‥俺、風呂入って来るで?』 「はいよー」 そのまま風呂へと向かった雛。 ‥あ、イイコト考えた。← 立ち上がり、風呂へと直行。 ―『♪~♪~♪』 耳をすませると、聴こえる鼻歌。 いそいそと服を脱ぎ、 ―‥バンっ 『うわ‥っ、侯!?』 「雛、一緒風呂入ろうや♪」 『ちょ、こっち来ん‥ひゃぁっ//』 「‥久しぶりに楽しもうや、信五」   ((子供ばっかり構っちゃ嫌や!)) ‥なぁ、信五。 (ひゃ、ああ‥っ//)    あんま声デカいと、すばる起きるで?      (ひゃう、侯、の‥あほ‥っ!//) END.
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