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何故かはわからなかったが、子供達が保護されるとわかった私はようやく安堵をすることができた。
数日後、私はとある施設に連れてこられた。
どう見ても孤児院には見えず、何かの研究所にしか見えなかった。
「子供達は…?」
と問うと政府の人間は立ち止まり、強化ガラスの向こうを指差した。
そこから目に飛び込んできた光景は私から全ての力を奪うのには充分だった。
それはギャラクシーから連れてきた子供達が何らかの機械によって改造され、より優秀な強化人間を選別するために子供と子供が互いに命を賭け争わせるというものだった。
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