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「ウサギ。私はまだ17だ。心身共にまだ子供であり、結婚何て早い物だと私は思う。それに結婚したら子供を作るんだろ?子供が子供を育てる何てのは宜しく無い!!そう思わんかね」
「アリス様のお子様でしたら私達家来が育てますので、そこはお気になさらずに」
「ダメだな。自分の子供を他人に任せる何て私が許さない。ましてや動物……お前達は私の子供を獣にしたいのか?ピョンピョン跳ねて、川で魚を捕まえ、嬉しくなれば尻尾を振れと?」
「それは流石に心配しすぎじゃ無いですかね!?」
「とりあえず私は結婚するつもりは無い!!」
動物達が困った様子で何やら話し合いを始める。
数分した頃だろうか。代表としてウサギが口を開く。
「なら。せめて、どの様な方から求婚が来ているのかだけでも聞いて頂けませんか?」
聞くだけか……。それくらいなら別に問題は無いな。
「良いだろう。言って見ろ」
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