新たな住家

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家を格安で貸してる不動産屋があると友達の間でも噂になっていたとこがあった。 彼はその噂になっていた不動産屋に行ってみた。 ガラッ 彼は恐る恐る中に入って行った。 「あの~すいません。」 読んだが返事がない。 彼はあたりを見渡した。 そこは昔ながらの家造りをしていた、壁には古い時計が掛けてあり年期のはいったタンスが置いてあった。 ふと、気がつくと奥でお爺さんがお茶を入れていた。 「あっどうも。」 彼は焦った感じで言った。 お爺さんはゆっくりと歩いてタンスの前に行き引き出しを開けて一冊の本を取り出した。 するとお爺さんは口を開いて 「お客さんはどんな家をお探しかな?」 っと、おもむろに聞いてきた。 「なるべく安い家ないですかね?出来れば風呂も付いている家で。」 するとお爺さんは 「ありますよ。ですがうちで貸してる家はどれもワケありですがいいですか?」 っと、お爺さんは軽く笑みを浮かべながら言った。 「大丈夫ですよ。そんなの気にしませんから。」 彼は言った。 お爺さんが笑みを浮かべた。 それから30分話たのち格安の平家を借りた。 「お客さんありがとうございました。」 っとお爺さんに言われたのち彼は不動産屋を出た。 でもそれが間違いだった事に気付くのはまだまだ後の事だ…
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