6人が本棚に入れています
本棚に追加
父「がははは(笑)元気だったか?愛しき息子y…」
言い終わる前に切った。
またすぐに親父から着信が来た。そしてまた出る。
父「何故、いきなり電話を切るんだ!?」
智和「だって、親父からの電話に出るとめんどくさいことばかりだから」
父「そんなこと言うな!」
智和「んで、用件は?」
父「用件はな、またパパ仕事でしばらく帰れないと言いたかっただけだ!」
智和「またかよ…」
父「まぁ、元気でな!葵と仲良くしろよ?」
智和「言われるまでもない」
父「そうか!んじゃあな!」
智和「はいはい」
そして、通話を終えるとドアが開き葵が顔を出した。
葵「お父さんから?」
智和「そうだよ。またしばらく帰れそうにないって」
葵「そうなんだ…」
智和「やっぱり、親父がいないと寂しい?」
葵「そうだね…でも、お兄ちゃんがいるから平気だよ♪」
ニッコリと笑顔をしているがホントは寂しいのだろう。
そんな葵の頭を撫でる。
葵「へぅ~♪」
葵は頭を撫でられるのが好きらしい。
智和「それじゃあ、支度するからリビングで待っててね?」
葵「うんっ♪」
そして、
すぐに着替え、支度が終わりリビングに向かい葵に合流した。
智和「それじゃあ、行こうか?」
葵「うんっ♪行こっか!」
ドアを開け外へ──
最初のコメントを投稿しよう!