第0章 ~エピローグ~

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あぁ…また始まった 朝六時に起きて朝食食べて駅へ向かい満員電車に揺られて学校につく 普段通り席につき文庫本を開く チャイムが鳴り退屈な授業が始まり二度目のチャイムが鳴れば最初の授業が終わり それを計八回繰り返せば昼食になり、また授業がはじまる あぁ…退屈だ… 若冠14歳の僕は呟く また…昨日の繰り返し… キーンコーンカーンコーン 放課後を知らせるチャイムが感傷に浸る僕を嘲笑うように吠える 眠い……少し寝ていくか… そのまま輝道秋人は眠りについた 監視されているということさえ気づかずに………
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