第1章

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「『あなたは恋をしたことがありますか?』…誰から?」 「うわっ、人のメール勝手にm」 「誰から?」 「…。」 誰。誰…、誰? そう言われるまで思わなかったけど… これ送ってきてるのって誰? 男?女? 子供?大人? 「あたしもわからない。でも、言われたらすごく気になってきた!」 メールを見つめなおし、アドレスを見た。 「Clockーon@K…」 「なんかよくわかんないけど、最後の@Kからとって『K』って呼ぼうよ」 「そうだね。よくわかんないしね」 私達の間で、この謎のメール送信者は『K』となった。 性別も年齢も知らないけど、 『K』さんにした。
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