1人が本棚に入れています
本棚に追加
『恋』というキーワードを残して、内容が変えられていた。
「…麗菜がメール返さないから恋してるかわかんないなーってことでKはメール内容変えたんじゃない?」
「そうなのかな…。1回、返してみようかな」
携帯のメール画面を見つめながら呟く。
「そうしなそうしなっ!かして!」
「あぁーっ!あたしの携帯さんっ!!」
強引に携帯を奪われ、真由がなにか打っている。
「し・て・い・ま・せんっ、送信~!」
「あ~あ~…。もうっ!勝手に送っちゃだめじゃんかー」
「えっ!?もしかして…恋してた?」
「……してないけど…」
麗菜は下を向いてボソッと呟いた。
「ってかKの言ってた通り、恋してみたいと思ってるの?」
唐突な質問に麗菜は顔をあげた。
最初のコメントを投稿しよう!