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お母さんがいない生活が始まった
お父さんはずっとイライラしている
毎日学校に行く前にお母さんが髪の毛を結ってくれていた
でももう髪の毛を可愛く結ってくれるお母さんがいない
しょうがないから毎日髪の毛をダラダラ垂らし学校に行った
学校も終わり家に帰るとお姉ちゃんが泣いていた
お姉ちゃんの顔には叩かれたような跡があった
お父さんは酔っ払ってお姉ちゃんを殴ったらしい
怖かった
その時お父さんが
『おい!お前飯つくれ』
まだ若干小学一年の包丁も握った事ないうちに飯を作れといってきた
できないよ
素直にそういった
そしたらお父さんが近寄って来てうちの手の甲にタバコを押し付けてきた
おもいっきり泣いた
なくとまた蹴られた
そのタバコの跡は今だに左手に残っている
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