緑青

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どーも、安田章大ですー。 只今、亮と一緒に教室で 大倉を待ってんねん。 亮も大倉も男前やから モテモテやから、 放課後に呼び出されて よく告られてんねん。 だから、只今 大倉の告られ待ち ええなぁ、色男は 選り取り見取りで… 僕なんか、呼び出された事も なければラブレターすら 貰った事もないねん… 最近はバレンタインの チョコも貰えてないねん… 義理でもええから欲しいわぁ 1人で悲しくなるような事を 考えていると… 「はぁ、今回も長いなぁ。断るだけなんに、なんでこんな長いねん。」 隣で亮が若干893りながら 話しかけてきた (「893る」って動詞になっとるやん by錦戸) 「大倉は優しいから、亮みたいに女の子を泣かせたないねん」 「そんなん振ったら、どっちにしろ泣くやんか」 「まぁ、せやけど…」 亮の言葉に返せなくなった僕は 話題を変えるために 前々から思っていた疑問を 投げかける事にしてん そうせな、亮が 893ってまうから←
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