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「うん。この前スカウトされて、これから面接」
大学生になってちょっと大人びた顔で、和也はさらっと言った。
アタシは一コ年下とゆうだけで、和也の大学も新しい友達も、和也の居る世界を見る事はできない。
『大学入ると色々忙しいから』って言い訳ばっかされてなかなか会ってくれなくて、今日は四月に入って初めてのデート。
「あの、てゆうか何でホスト…?」
「は?何でって別に意味とか無いけど・・・まぁ、ドラマとか見てて何となく?」
和也の答えはなぜか疑問形・・・。
ホストって、意味もなく何となく始められるものなの??
「普通にバイトやるよりぜんぜん稼げるし、給料入ったら色々買ってやるよ。何か欲しい物ないの?」
「ぇ・・・・」
「服とか靴とか。何でもいいよ」
「ぅ・・・ぅん」
和也の手がアタシの肩に触る。
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