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不「いつからこっちに来てたの??」
『3年くらい前かな。周助はこっちにきてどれくらいたったの??』
不「半年ぐらいかな、白石と一緒に来て怨霊に襲われてる所を景時さんに助けられたんだ。」
『そうなんだ、良かった…』
将「まぁ、美和。話したい事は沢山あると思うが、俺達これから嵐山に行って星の一族って言う一族に会いに行くんだけどお前も来るか??」
『星の一族って確か代々龍神の神子に仕えるって言うあの一族??』
譲「よく知ってますね。」
『伊達にこの世界に3年も居ないからね。ある程度の知識は身に付けておかないと。』
将「で、どうするんだ??」
『ううん、行かない。嵐山にはさっき行ったばかりだし、久しぶりに舞をしたからちょっと疲れたから。』
朔「じゃあ私と一緒に屋敷に戻りましょ??」
『え??でも…』
朔「私はいいの。それに女同士の方が話しやすいと思うし、飛鳥達の事よく知ってるみたいだから。」
『ありがとう、えっと…』
朔「自己紹介が未だだったわね、私は梶原朔。梶原景時の妹なの。」
『へぇ~、兄妹なんだ。全然似てないから分からなかったよ。』
望「兄弟と言えば将臣君と譲君もあんまり似てないよね。」
譲「兄弟だからといって必ずしも似てる訳じゃ無いですよ。」
『確かに…』
朔「それじゃあ美和、そろそろ行きましょう??」
『そうだね。』
英「美和、俺達も嵐山に行っていいの??」
『良いよ、朔も一緒に居るから。それに今英二と幸村君は飛鳥の護衛の方が先でしょ??だから良いの。』
幸「…分かった。そうさせて貰うよ。」
『飛鳥の事、お願いね。』
不「…」
飛「…不二は美和と朔さんと居なよ。2人もその方が心強いでしょ?」
不「え??」
『…(飛鳥…)』
朔「私は構わないわ。」
飛「それに不二、美和に話したいこと沢山あるでしょ??美和、良いよね??」
『…うん、良いよ。』
不「(2人供…ありがとう。)」
飛「だってさ。じゃあ不二2人の事、お願いね。」
不「クス、うん。任せてよ。」
朔「じゃあ、行きましょう。」
そう言って望美達は嵐山に行き、美和達は京屋敷へと戻っていった。
不二と話している時の美和はとても生き生きしていた。反対に幸村はそんな美和を見て不二を嫉妬の眼差しで見ていた。
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