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飛「美和??そこにいるの??」
『飛鳥…うん、居るよ。』
飛「話し声がしたけど誰かと話してたの??」
『ううん、ずっと1人だったよ。ちょっと考え事をしてただけ。』
飛「そう…」
『ねぇ、飛鳥。飛鳥にとって平家はやっぱり倒すべき敵??』
飛「え??それはちょっと分からないけど、平家は怨霊を生み出してるって言うし、私も戦場に行く以上敵…なんだと思う。」
『……そっか、やっぱりそうだよね。』
飛「どうしたの??なんだかいつもの美和じゃないみたい。」
『クス、何でもないよ。怨霊を封印しなきゃいけない気持ちも分かる。
だけど個人的には飛鳥達は戦場に来ないで欲しい。戦とは言え飛鳥達が血塗れる姿は見たくない。(それに私は飛鳥達をこの手に掛けたくない…敵である以前に大切な仲間だから…)』
飛「美和…」
『…とは言っても黄龍が力を失ってる以上帰れる手段は無いからね。仕方ないか。』
飛「…美和、心配してくれてありがとう。だけど私は大丈夫だから。
怨霊を封印して黄龍が力を取り戻したらみんなで元の世界に帰るって誓ったから。勿論美和も一緒にね。」
『…そうだね。(その時までに茶吉尼天を封印出来たらの話だけど…)
さてと、そろそろ戻ろう??もう寝ないと明日に響くよ。』
飛「イエッサー!!」
そうして2人部屋に戻っていった。
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