第136話、五大性癖

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悪「つまり、わかるかな、蒼星石くん 君はこれらのうち、ペタンとイロリの二重性癖を持っているのだよ」 蒼「は、はぁ…… (マジめんどくさいな、このマスター。 早く死亡(おわりに)してくれないかなぁ)」 悪「……ペタンとイロリの二重性癖を持っているのだよ」 蒼「聞いてるよ、マスター。 (……強調しているのか もう、本気で殺(おわりに)したくなってきた)」 悪「ついでに虚無性癖・ニジさえついて回る君は三重の性癖の所有者となって、 日々ティッシュを消費される対象となっているわけだが、それについてはもうご存じだね?」 蒼「そりゃあ、毎夜のごとく名前を呼ばれてると思ったら急にイカの臭いがしだすからね。 いい加減気持ち悪くて寝れないから、やめてくれないかな」 悪「然り……ごもっとも、だが断る。 この悪魔の最も好きなことの一つは私をシエスタに誘う深夜のネイニー。 それに何せほら、君でヌク事は、私のマスターとしての矜持。 簡単に取り止めるわけにもいかんのだよ」 蒼「………(ダメだコイツ……早くなんとかしないと……) ああ、もう、キミはもう少し言葉を選べないの? 仮にも前にいるのは……女の子なんだよ?」 悪「クッフゥ……仮にも、と提さなくとも良いさ。 アタイは最初から君を女の子として見ていますよ?」 蒼「いや、そうじゃなくて」 悪「ハッ!?……成る程、成る程わかり申した。 つまりキミは、いつもヌかれるだけ、というのに憤慨していると ちゃんと一人の……女にしてくれと……!!」 蒼「違う!断じて違う!! よくもまぁ、そんないけしゃあしゃあと自分に都合よく改竄出来たものだね、キミは ………って」 悪「一目見たときからアナタのトリコでした……!」 蒼「こらーっ!何で既にパンツ一枚の臨戦態勢になっているんだキミは! あっ!やめっ!、る、ルパンダイブはやめないか!!うわっ!?」
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