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そして夕方
優「はーいはい!普通部の皆さんは寮に帰る時間ですので速く部屋に帰ってくださーい!」
先程から声を出しているのは黒主優姫(くろすゆうき)
零と同じ守護者だ
ギイー
キャーーーーーー
学園の門が開き中から数十人の生徒が入ってきた
彼等は夜間部の生徒だ
優「押さないでくださいー!わわ!」
優姫は普通部の生徒に押されて転びそうになってしまった
トサ
?「大丈夫?・・・優姫」
優「はっはい!大丈夫です!」
優姫を支えたのは玖蘭枢
夜間部の一人で『月の寮』の寮長だ
優「ありがとうございます」
枢「・・・無理したら駄目だよ・・・優姫」
優「はっはい!さようなら!」 ペコリ
優姫は枢に頭を下げた
枢「うん・・・今夜レベルEがここに来るから用心してね」
枢は優姫の耳元で囁いた
優「!?・・・はい、解りました」
枢「彼にも言っておいて」
零「・・・聞いてますよ・・・玖蘭先輩・・」
零はいつの間にか二人の後ろに立っていた
枢「・・・そう・・じゃあ・・気よ付けてね」
ギイ バタン
枢はそういうと扉の中に入って行った
優「・・レベルEが今夜来る・・」
ザワザワ
二人の間に不気味な風邪が吹いた
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