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その日の夜、家に帰った遊希は、Dゲイザーや、デュエルディスクの調整をしていた。
遊希「デュエル。またうまく負けないとか」
来月隼人の弟として強者としての噂が流れた中で、遊希がしていたことは、わざと負けること。
それもうまく、実はわざとなプレイングミスを繰り返し、彼は今に至る。
功績な身内を持った者は凄いという感覚は世の中にあるが、少なくとも遊希はそうではなかった。
強者の来月隼人、しかし弟遊希は弱者という噂が広まったのは最近のこと。
もちろん遊希にとって負けることを必然とされたデュエルなど楽しいはずがない。
「そんな弱いならデュエルやめれば?」
そんなことを何度か言われたことがあったが、本心では、デュエルが好きな遊希がデュエルをやめられるはずがなかった。
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