新撰組

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確か、私は部屋にいて… 鏡が光って…? だめだ、そこから記憶がない。 もんもんと考えていると、男の人はご飯を持ってきてくれた。 「嫌いなもん、ない?」 「あ、ないです。ありがとうございます」 とりあえず貰ったので食べる。 うーむ。なんで私ここにいるのかな~? 「なぁ、姫さん。あんた、かぐや姫なん?」 急に男の人が聞いてきた。 私をじっと見つめている。 その視線に耐えながら、私は答えた。 「何言ってるんですか。私は普通の女子高生ですよ」 「じょしこうせ…?なんなん?それ」 男の人はきょとんとしている。 この人、とぼけてるのかな?
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