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山崎に促され、座布団に座る。
うわ…。視線がささるなぁ…。
憧れの新撰組の皆さんに会えたのは嬉しいけど、ここまでみられると…
表情を伺うために、チラチラと顔をみる。
すると、ひとつ見覚えのある顔があった。
その顔に指をさし、有り得ない、という顔をする瞳。
指をさされた男、永倉新八はどうすればいいのか困った顔をしていた。
「おい…。俺、お前と会ったことねぇよな?」
すると瞳は新八にとびつきながらこう言った。
「兄上!慎兄様ぁああ!!」
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