目覚めの時

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そうだな、まずは名前からかな? コイツの名前は鬼灯、 鬼灯 斬月(ほおずき ざんげつ)だ 「お前さぁ、能力解放認定試験とか受けようと思ったことある?」 斬月の動きがピタリと止まった 「?」 何やら考えてこんだあとに口を開いた 「実はさ、ある夢を見たんだよね」 「ッ!?」 その言葉を聞いた瞬間なにか寒気のようなものが通りすぎ、背中に一閃の汗が流れる 「?どうした?」 俺は自分では気付かない内にこう呟いていた 「『時は熟した』」 「なっ………」 斬月の鋭い目が大きく見開かれる
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