路地

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父を越える。 子供の頃からの夢だった。 自分の父は路地フェチ。 通称ロジラー。 世界の路地を歩く。 それだけだった。 父はよく言っていた。 「路地は風の通り道。路地を歩いていると自分も風になれる気がする」 と。
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