22人が本棚に入れています
本棚に追加
/73ページ
しかも、もう10月になると18時を過ぎるあたりから暗くなり始め
、闇の煽りを受け一層気味が悪い。
だけど配達先の渡辺さんって結構美人で俺のタイプなんだよな。
しかも配達する度に誘ってるかのような服装で現れるからたまんねぇ。
このアパートでなければ最高なんだけどな。
俺は玄関のある場所に目をやりふと不思議に思った。
「ん?ヘンだな…」
「空箱がない…?」
「しかも部屋の灯りがないのに何か音がする…注文書はドアノブにかけてある白いビニール袋に入ってる」
インターホンを鳴らしてみた。
反応がない…。
「おかしいな?この時間ならいる筈だし、居なきゃ空箱出して置いてあるはずなのに…」
もう一度鳴らしてみた。
最初のコメントを投稿しよう!