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~その後の姫~
プッ(リンゴを吐き捨てる
姫「あーやっぱリンゴ嫌いだわ。・・・寝よ。」
~数時間後~
小人帰宅
キィー・・・パタン
小「姫様~只今戻りました~」
小「あれ?まだ寝てらっしゃる?
姫様っ起きて下さいっっ」
ユサユサユサユサ
小「・・・あれ?息してない・・・?姫様っ姫様っっ」
小人 かじったリンゴに気付く
小「これは・・・もしかして毒リンゴ・・・・・?うっうっ・・・姫様・・・私が仕事なんかに行かなければ・・・・・っ」
小「せめて綺麗な状態でお墓を・・・」
小人はガラスのケースの中にお花を沢山入れ、その中に姫を寝かせました。
小「姫様・・・どうか安らかにお眠り下さい・・・・・」
そこへ迷子になった王子が馬に乗り通り掛かりました。
王「これはこれは美しい姫・・・綺麗に眠られておられる・・・」
小「ぐすっ・・・ぐすっ・・・(誰だよコイツ)」
王「この世の別れにせめてキスを・・・」
王子、姫に顔を近付ける
パチッ(姫
姫・小「無礼者ぉぉぉぉぉっ!!!」
姫、王子を蹴り飛ばす
小人、王子を殴り飛ばす
王子、馬にぶつかる
馬「ヒヒーンッ」
馬、王子を蹴る
姫「寝ている乙女の唇を奪おうとするなんて無礼にもほどがあるますわっ!」
小「姫様の唇をそう簡単に奪わせてたまるかっ!」
王「我は隣国の王子だ・・・道に迷っていたのだが・・・」
姫「えっ?王子様っ!?」
王「いかにも・・・。姫、先程息をしていなかったのだが・・・?」
姫「あ。私、無呼吸睡眠なので・・・」
王「・・・・・なるほど。して、何故このような森の奥にいるのだ?」
姫「・・・わかりません。」
王「・・・・・そなたの城までこの馬で送ってさしあげよう。」
姫「えっ?」
王「調度私もフィアンセに会いに行くところだったのだ。」
姫「・・・・・え?」
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